中国メディアの澎湃新聞は21日、新型コロナウイルスが「生物兵器なのではないか」という論調に対し、中国外交部の報道官が20日に行われた定例会見で明確に否定したと伝えつつ、「新型コロナウイルスが生物兵器であるはずがない」と論じる記事を掲載した。
20日に行われた中国外交部の定例会見では、一部記者から「西側の一部の国では、新型コロナウイルスが生物兵器なのではないかと疑う声が存在するが、この声に対して中国側の見解は」という質問が寄せられた。これに対し、外交部の耿爽報道官は「まったくのでたらめ」であると反論し、「陰謀論などの政治的な病毒」は国際社会全体で制圧・反対していくべきであると呼びかけた。
記事は、新型コロナウイルスについて「世界保健機関(WHO)も実験室や研究室で作られたという証拠は一切ないと何度も明言している」と主張したほか、世界の専門家たちも「実験室からウイルスが漏れ出した、あるいはウイルスが生物兵器だ」という言論には科学的根拠がないと主張していると伝えた。
続けて、新型コロナウイルスが生物兵器ではない理由として、「生物兵器は使う側も含め、誰にとっても危険」な存在であることを挙げ、生物兵器は敵も味方も区別することなく病気にさせるものであり、これは兵器としては致命的な欠点だと指摘。また、中国では2002年にもSARSが発生したが、中国の生物学者はSARSの遺伝子配列を分析したのちに公表しており、SARSウイルスの遺伝子配列にも人の手が加わった形跡がないことは多くの学者によって認められていると指摘した。
グローバル化が進む今日においては生物兵器は全人類に対する災難であると主張し、大勢の中国人も感染している新型コロナウイルスが中国で作られた生物兵器であるはずがないと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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