中国人旅行者が旅館に泊まり、食事を楽しむときに感じる疑問の一つ、それが「日本食は一つ一つの量が少ないのはどうして」というもの。中国ではごちそうと言えば、とにかく量がたくさん出てくるものと考えられている。日本の旅館の食事や懐石料理では見た目はきれいだが、一つのお皿に盛られる量は多くはない。「この量で満腹感が得られるのだろうか」という疑問に、中国メディア雅歌小汐が答えている。
結論から言えば「量が少ないが満足感が得られる」と述べている。例えば、旅館の夕食。食卓にたくさんのおかずが振舞われる。色とりどりのお皿や小鉢に工夫を凝らしたおかずが並べられている。メインの魚料理にも舌鼓を打つ。人気の味噌汁も魚のダシが利いたものもあり、時間をかけて丁寧に作られていることもわかる。これもおもてなしの心を大切にしている証拠だろう。
さらに、その土地ならではのごちそうを堪能することができる。日本を囲む海は豊富な食料資源となり、日本食は海産物が多く、とても新鮮だ。朝食も少量だが、温かいもの、冷たいものが分かれており、一品一品味付けが異なり、心をこめて作られていることがわかる。中には伝統料理、家庭料理のおかずが提供され、日本の旅館でなければ味わうことができないだろう。
中国メディアは結論として、「一つ一つに真心と工夫が施された料理に幸福感を味わった」と述べている。
ちなみに、このニュースは3月7日付けのもの。3月5日は中国からの入国制限が報じられてから書かれた記事と言うことになる。コロナウイルスの影響で日本への旅行が制限されているこの状況で、日本の旅館の食事について中国で話題になっていることは興味深い。日本好きが日本に行きたくても行けない状況で、ついつい日本のことを調べてしまうのだろうか。コロナウイルスの影響が去ればまた必ず旅行客は戻ってくるはず。そう信じて今は次の訪日ラッシュに備え、できる限り準備をしておくこともできるだろう。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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