記事はまず、日本メディアが2018年に特集した「中国VS日本、50番勝負」という記事を紹介。日本と中国それぞれの強い分野を紹介して比較した記事で、結果は日本が21勝28敗1分けだったという。
日本が勝った分野は、半導体やロボット・工作機械、建設機械、自動車・鉄道車両などの機械産業と、鉄鋼や炭素繊維などの素材産業、医療機器などのヘルスケア産業などだ。逆に中国が勝っているのは、AI産業、自動運転技術、スマートフォン、宇宙開発、ドローン、新エネルギー自動車など多岐にわたるとした。
数だけ見れば中国に軍配が上がるように見えるが、実際のところどうなのだろう。記事は、この比較では2つのものが無視されていると指摘。それは「生産能力」と「国内の需要」だ。中国の誇る高速鉄道も、主に内需に頼っているのが現状だ。その点、新幹線に関わる製造業の規模は中国よりもずっと小さく、スケールメリットを活かしにくい環境にありながらも海外市場に輸出できるほどの高い競争力を持つと指摘。とはいえ、高速鉄道の走行中に「コインを立てても倒れない」中国の車両製造技術もかなりのものだとしている。
記事は、数字だけを見て中国の「圧勝」と言い切ることはできないと言いたいようだ。
【関連記事】
これが日本人なのか・・・民度を計る実験をやってみて「驚愕」
日本人は「抗日ドラマの日本兵」とは違う! 日本では「ケンカはおろか、怒号すら聞かない」=中国
航空自衛隊と韓国空軍はどちらの戦力が上なのか=中国報道
日本が衰退しているなんて嘘っぱちだ! 「着々と力を蓄えている」=中国報道
「日本社会は新型コロナでも秩序を失わない」 日本で暮らす中国人が語る=中国報道