記事は、大阪市内にあるホテルが今月初めに「日本人専用階」を設定したと紹介。
そして、このホテルの責任者が環球網の取材に対し「2月下旬より、『中国人は宿泊しているか』との問い合わせが絶えず寄せられるようになり、一部では『彼らに接近したくない』という声もあった。新型ウイルスによる不安を和らげるために、3月1日から4月11日まで『日本人専用階』を設け、日本のパスポートの提示を求めた」と説明する一方で、「われわれの本意は、ここには最近海外からやってきた宿泊客はいないということを知らせることで、中国人を差別するつもりは全くない。言葉選ぶが不適切だったことで誤解を招き、反省している」と語ったことを紹介している。
この責任者によれば、「日本人専用階」でも日本に定住しており近ごろ海外に渡航した経歴のない中国人や韓国人を多く受け入れていたとのことだ。また、ホテルでは中国の旅行会社との提携や、中国人客向けの決済サービス導入、さらには中国人従業員の雇用など、中国人観光客を大いに歓迎しているという。
記事は、「日本人専用階」を廃止して以降も、多くの日本のネットユーザーが引き続きこのホテルに対して批判を展開していると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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