住み慣れた場所から離れるということ自体、引っ越しは面倒なことであるが、記事は「日本人の引っ越しにはこだわりが多い」と紹介。礼儀正しい日本人だからこそ面倒なことが多いとしている。
まず、引っ越し前の「面倒なこと」として、引っ越しが決まると、日本人は「近所の人にあいさつする」と紹介。引っ越し当日に迷惑をかけるためで、騒音の心配や、トラックが道をふさぐ可能性もあるので、他人に迷惑をかけたくない日本人はあらかじめ謝っておくと伝えた。また挨拶には「お礼」の意味も含み、これまでお世話になった人たちにあいさつするという意味で、小さな手土産を持参するのがマナーだと伝えている。
面倒なのはそればかりではない。記事は、「引っ越し先でも挨拶しないといけない」と紹介。引っ越し当日はここでも迷惑をかけるためで、今後お世話になる相手にやはりちょっとした手土産を持っていくと伝えた。ただ、最近ではこうした習慣はだんだん廃れていっており、引っ越し業者のパックに入っていることもある。
ただ、外国人にとって面倒なことは他にもあるようだ。記事は、古い家の電気や水道を止めて、新しい家でまた開設する手続きや、住所変更、火災保険を新たに入りなおす必要もあると指摘。
引っ越しは、日本人にとっても面倒だが、外国人にとってはさらに大変なはずだ。この点、中国のほうが引っ越しにまつわる面倒は日本よりずっと少なく楽に感じるだろう。日本は住むのに理想的な生活環境ではあるが、「面倒」なことも多いということは中国人もよく理解しておくべきだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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