中国のポータルサイト・百度に10日「同じ隣国なのに、どうしてわが国は日本にたくさんパンダを貸し出し、インドには1頭も貸し出さないのか」とする記事を掲載した。
記事は、インド人もパンダを愛好しており、インド政府が中国政府に対してパンダのレンタルを希望しているほか、民間でもパンダに関するイベントが盛んに行われとする一方で、これまで中国政府はインドにパンダを貸し出したことがないと紹介。その理由について分析している。
まず、大きな理由として気候の問題を挙げた。インドは熱帯モンスーン気候に属し年間を通して高温で、乾季と雨期がはっきり分かれているが、このような気候条件がパンダの生活には適さないと説明。パンダの生活に適した気温は10~22℃であり、インドの自然環境でこの条件を満たすことは難しい野だと伝えた。
また、パンダを飼育するには非常に高いコストが必要であり、そのコストを賄えるのは一部の国にすぎないと指摘。仮にレンタル費用を支払うことができたとしても、パンダを育て、生活させるためのお金がないことには、自国にパンダを呼び込みようがないのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
【関連記事】
これは今の中国の江南地方の写真? いや、100年前の東京だ!=中国メディア
日本のコロナ感染が少ない「理由」はこれ? 驚きの説に世界が腰抜かす=中国メディア
米国人は、日本人と中国人のどちらが強いと思っているのか=中国メディア
日本のこの技術は中国どころか、世界の20年先を行っている=中国メディア
中国から見れば日本は小さいが、世界から見たら本当に「小さい」のか?=中国メディア