記事は、日本が開発した海中で分解されやすいビニール袋について紹介、「サトウキビなどの植物由来の原料を使ったこのビニール袋は海中で1年程度で分解される。通常のビニール袋だと分解に20年かかると言われているため、日本は世界のごみ問題の解決に役立つ技術を開発した」と述べている。
これまでも、土の中で分解されるビニール袋は開発されてきた。今回は、土に比べ比較的微生物が少ない海中でも分解されやすい素材が開発され、普及するかが注目されている。
とはいえ、製造には高度な技術が必要となり、価格が通常のビニール袋の6倍にもなる。記事は「価格は6倍だが、こうしたビニール袋のコストによりビニール袋の環境への有害性を知らしめる効果がある。また、エコバッグを持参するよう多くの人たちを促す効果もあるだろう」と述べている。
記事はさらに「アメリカでもすでに買い物袋は紙袋に切り替わっており、各国がプラスチックごみの削減に真剣に取り組んでいる」とも述べ、「日本やアメリカの環境保護意識から学び、中国もゴミのポイ捨てをやめプラスチックごみを減らすよう真剣に取り組まなければならない」と指摘している。
すでに日本では買い物袋の有料化が始まっている。また、こうした技術の開発を通して、「日本はごみ問題の解決の希望の星。日本の技術力が世界を救っている」と称賛している。(編集担当:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)
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