記事は、ムンバイ - アフマダーバード間の約500キロメートルを結ぶインド高速鉄道建設について、中国が低コストの強みを打ち出して受注を狙ったのに対し、日本が低利率による巨額の借款を提示し、結局日本が受注に成功したと紹介した。
その上で「本来、受注はグッドニュースになるはずだったが、このプロジェクトはスタート前から困難に直面することになった」とし、2015年時点では17年に着工して22年に工事が完了する計画だったにもかかわらず、17年に完了する予定だった土地収用が現在に至るまで完了しておらず、その後完成予定が1年延びて23年になったと伝えている。
そして、土地収用が難航している理由として、現地住民が政府の提示する補償に大きな不満を抱いており、住民らが様々な策を講じて現地当局による土地収用を妨害していることを挙げた。
記事はまた、インド紙・インディアンエクスプレスの4日付報道として、インドの鉄道当局から高速鉄道の完成予定を2028年10月へとさらに5年延長するとの情報が出たと紹介。「儲かると見込んで日本が受注した高速鉄道計画は再度延期となり、日本は実に多くの困難に直面することになった。これ以上延期することなく、計画が進むといいのだが」と評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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