記事は、中国の骨董品コレクター・馬未都氏のエピソードについて紹介。
そして、品評会に先立って行われた顔合わせの会で、馬氏の一行も来賓として着席したところ「自分たちの側だけみんなラフな格好で、座り方もバラバラだった。向かいの列の人たちはスーツをピシッと着ていて、座り方もピンとしていた」と伝えた。また、馬氏の向かいに座っていた74歳の参加者が高齢にもかかわらず特に背筋がまっすぐ伸びていたと紹介している。
さらに、「中国人のメンツを潰すわけにはいかない」として馬氏も姿勢を正して座り直したものの、15分も立たないうちに腰や背中が疲れてしまったのに対し、向かいの日本人たちは全く姿勢を崩すことなく、イベントが行われた2時間ずっと姿勢を保ち続けていたと伝えた。
記事はその上で、馬氏が当時「日本人を見くびってはいけない。品評会前の顔合わせというオフィシャルではない場でもこんなにピシッとしていられるのは、平時からきっとそのような姿勢を保っているからだ」と感慨を覚え、日本に対して様々な感情を持っている中国人も、日本人に見られる優れた点については謙虚に学ぶべきだとの思いに至ったとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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