記事は、日本がいかに宇宙開発分野で「地味」であるかを指摘。一匹狼の中国と違って、米国や欧州、それにロシアとも協力しており、有人飛行も日本だけで達成したことがないので目立たないとしている。しかし、潜在力を有していて「見くびるべきではない」と警告。他国と協力し合っているのはコスト削減のためで、人材に不足はない日本が「できないわけがなく」、試してみれば成功率は高いはずだと主張している。
では、日本の実力はどれほどなのだろうか。例えば、H2Bロケットは液体酸素と液体水素を推進剤とするエンジンを使用しているが、これは環境汚染がなくそのかわりに宇宙では貴重な水が出るので次世代エンジンだと称賛。はやぶさ2の成功もあり、日本には相当な実力があると論じた。
日本の今後の宇宙開発について、記事はますます弾みをつけるだろうと紹介している。月面探査機スリム(SLIM)は、2022年度に打ち上げられる予定だ。これまでの海外の探査機と比べて、着陸技術の精度が高く、100メートルという狭い範囲内にピンポイントで着陸でき、重量も200キロ程度と軽くなると伝えている。また日本は今年7月、米国が主導する月探査計画「アルテミス計画」に協力するという共同宣言に署名しており、日本人が月面着陸する日も近いと伝えた。
それで記事は、現時点での日本の宇宙開発の実力について、全体的には米ロ中に敵わないかもしれないとしながらも、他国と協力することでコストを削減している日本は、力を入れたい分野だけを集中的に発展できる環境にあると紹介。「分野にとってはこの3カ国以上かもしれない」と評価した。日本の宇宙開発分野の実力を中国はかなり警戒しているようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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