記事は、河野太郎行政改革担当相が前職の防衛相の離任セレモニーで、以前に「戦闘機とトイレットペーパーのどちらを買うか迷ったら、トイレットペーパーを取ると言ったことがある」と述べ、自衛隊員の生活の質を高める必要があるとの認識を示したと伝えた。
そして、河野氏はかねてより自衛隊員の生活環境問題に大きな関心を持っており、予算がひっ迫している現在においても自衛隊員の居住条件を適切に改善すべきだと考えていると紹介。離任にあたりトイレットペーパーの話を持ち出したことで、後任者の職務にも大きな影響を与えることになるだろうとしている。
その上で、河野氏のトイレットペーパー話について「情勢をよく理解していない中国人に、日本を甘く見るような心理を芽生えさせかねないが、そのような考え方は明らかに間違いである」と主張。自衛隊の近年の配備状況には「日本の野心を決して見くびってはならない」ということが表されていると伝えた。
記事は、自衛隊は具体的な装備において「驚くほど高いレベル」であると同時に、超音速兵器など最新兵器の開発に多額の資金を投じていると紹介。軍需工業に転用可能な製造業の能力も非常に強く、新素材や加工技術の開発分野でも世界のトップクラスにあることから、日本の軍備力とその配備、動向に対して厳重に警戒する必要があるとの見解を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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