記事は、日本が米国からF-35を購入した時期や1機目の引き渡しの時期は「韓国に比べて圧倒的に早かった」としながらも、現時点で引き渡されたF-35の数は日本が17機であるのに対し、韓国は20機目のF-35が飛行訓練を行っているのが確認されていると指摘し、韓国の方が日本を上回っていると強調。
また、2020年5月下旬には24機目のF-35が米国で飛行テストを行っているのも確認されているとし、韓国は年内にさらに最低でも4機のF-35Aが引き渡される可能性があると指摘し、韓国に配備されるF-35Aは最終的には60機まで増える可能性があると主張した。
続けて、中国人民解放軍はすでに対ステルス技術を確立しており、東シナ海や南シナ海で対ステルス技術の運用が行われていると指摘、中国は北朝鮮に対して韓国に配備されているF-35Aがもたらす脅威に備えるための情報を提供することは「理論上」は可能だとしながらも、「F-35Aは低空飛行も得意であると同時に航続距離も長いため、山が多い朝鮮半島の地形を活用して飛行されれば捕捉は難しくなる」と強調した。
また、韓国でF-35Aが配備されている基地がある清州市は中朝国境から4ー500キロほどしか離れていないとし、北朝鮮で現役で使われている大部分の防空設備ではF-35Aによる低空飛行による攻撃に対処することはできないため、韓国に大量に配備されるF-35Aは北朝鮮はもちろんのこと、中国東北部にとっても脅威となると強調した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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