記事は、C2輸送機をベースに開発されたRC2電波情報収集機は、「日本付近の海域で飛行すれば、上海のオフィスビルでかけた携帯電話も傍受できる」と言われていると紹介。しかしこれは「用途を誤解している」と指摘した。RC2電波情報収集機は主に通信とは関係ない電波情報の収集が主な目的だからだという。
RC2電波情報収集機は、将来電子測定機搭載システムであるALR-Xを搭載しており、アンテナ類が機体の様々なところに装備され、あらゆる方向の各種電波を捉えて情報収集ができると紹介。例えば、中国版イージス艦のフェーズドアレイレーダー情報を収集することができるので、戦争になった場合にピンポイントの妨害や対抗措置を取るかもしれないとしている。
また、C2輸送機をベースにしているため離陸重量が他国の情報収集機よりも大きく、航続距離も長くて、機内空間が大きいなどの優位性があると指摘。しかも、相応する設備を装備すれば無線通信傍受の電子偵察機ともなることができるので、「オフィスビルでかけた電話を傍受することも本当にできるかもしれない」と記事を結んだ。
安全保障上、情報の収集は極めて重要となるが、記事の内容から「中国はRC2電波情報収集機を強く警戒している」ことがよく伝わってくるのではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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