動画のなかで教授は、日本人の団結力の強さの理由の1つとして、「自然災害が多いこと」を挙げている。日本は台風、地震、火山、津波など多くの自然災害が頻繁に発生すると指摘し、それゆえ日本人は密集して生活し、互いに支え合いながら生活する必要があり、「団結しなければ生きていけない環境だったのだ」と論じた。
別の理由として「社会の高度な拘束力」があると分析。これは国が定めたものではなく、コミュニティーが団結の精神を高めるために作り上げているものだという。例えば、日暮れになっても1人の子どもが家に帰ってこないと、村中の人が総出で子どもを探すと紹介。村社会では「高度な一致」が求められたと説明し、こうした状況で作り上げられた団結力が今なお日本社会に残っているのだと論じた。
これに対し、中国のネットユーザーから「日本人とは逆に、中国人はバラバラの砂のように団結できない」、「これを聞いて日本人が恐ろしくなった」という感想が寄せられた。しかし、「日本人が団結しやすいのは理由がある。米国は強大だが団結していない。なぜなら多民族だからだ」、「血液型がA型の人が多いからだよ。A型は協調性がある」など別の理由を挙げる人もいた。
確かに、日本には「和」を重視する文化があり、これが強い団結力に繋がっているといえるだろう。
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