記事は、日本を訪れたことのある中国人ならば「街を歩く日本人がスリやひったくりを警戒しておらず、非常に無防備」であることに驚いたに違いないと指摘、これは日本人が「信用」を大切にしているからであり、犯罪は信用を大きく損ねるためスリやひったくりが少ないのだと論じた。
また、日本ではルールや法律を守らないことは「信用を損ねる」ことにつながるがゆえに、大勢の日本人が自発的にルールや法律を守り、結果的に「社会秩序の安定」につながっていると強調。また、中国では「食の安全」が大きな問題になっているが、日本では「信用を損ねる」ことは経済的な利益の喪失を意味するため、結果的に「食の安全」確保にもつながっていると論じた。
そのほか、日本では誰もが信用を大切にするがゆえに「常に警戒して暮らす必要はなく、何をするにも安心」だと指摘したほか、見知らぬ人や浅い関係の人を警戒する必要もなく、人間関係は非常にシンプルだと主張。
そして記事は、日本では製造業であろうとサービス業であろうと、企業も個人と同じく信用を大切にしているとし、信用を守ろうとすることが製品やサービスの質の向上につながり、ひいては日本経済の発展も支えてきたと主張。そういう意味で「信用」は日本の社会や経済を根底で支える要素の1つとの見方を示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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