記事は、上海ワールド・フィナンシャル・センターはかつては中国で「最も高層」の座にあったビルだと紹介。今は中国の他のビルに追い越されてしまったものの、それでも多くの観光客を引き寄せる魅力的なビルだとし、特にその「展望台」からの眺望が多くの人を驚かせているという。
この展望台は100階部分にあり、地上474メートルの高さは今でも世界一の高さにある展望台だ。記事は、「中国で最も活気があって美しい展望台だ」と称賛。この展望台から見る上海は独特の風景で、「どの展望台にも勝る」と感想を述べている。
続けて、中国人にとって興味深く、またあまり知られていない点として、上海ワールド・フィナンシャル・センターは日本企業が建設したビルであることだと紹介。建築途中で金融危機などの問題に直面して工事がストップしたこともあったが、設計変更を行い、完成時には中国で最も高いビルになったと伝えた。
記事が紹介した世界一の高さにある展望台は、「スカイウォーク100」と呼ばれ、透明のガラス張りの廊下から上海市を一望することができる特別な展望台となっている。コロナ禍で海外旅行へ行けない中で、多くの中国人旅行者が日本企業の建設したビルからの眺望を楽しんでいることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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