人口衛星が夜の時間帯に撮影した国土写真にどれだけの「光」が写っているかを見れば、国の経済発展のレベルを推し量ることができるだろう。中国メディアの快資訊は14日付で、人口衛星が撮影した夜の日本、韓国、中国の写真を比較する記事を掲載した。
過去に撮影された衛星写真を比較すると、当時の日本と中国の経済状態には思いもよらないほどの驚くような差があったことがわかると論じた。

 記事は、日本・韓国・中国の3カ国は現在の東アジアにおける経済強国であると指摘しつつ、1990年代に撮影された日中韓3カ国の衛星写真を見ると「当時、日中韓で光の量が最も多いのは日本であり、中韓はさほど明るくないことがわかる」と論じた。

 また90年代の衛星写真から、当時の日本は全体的に「非常に繁栄」していたことがはっきり読み取れるのに対して、中国は北京、天津、長江デルタ、珠江デルタなど限られた地域だけに光が写っていると指摘、1990年代中期・後期の日本は「確かにアジア最強の経済国家であったことが夜間の光の量から見て取れる」と説明した。

 次に2010年前後に撮影された衛星写真を紹介し、日本と韓国に大きな変化はないが中国の衛星写真は劇的な変化を遂げているとし、北京や天津、長江デルタ、珠江デルタ以外の様々な地域にも明るい光が写し出されており、1990年から2010年までの20年間に中国は劇的な変化を遂げたことがわかると指摘した。

 そして記事は、最近撮影された衛星写真も紹介し、中国は2010年当時よりもさらに広い範囲に光が写し出されているだけでなく、光の輝き自体もより強くなっていると分析し、この衛星写真による経済発展レベルの比較という手法に基づけば、現在は中国がアジアでナンバーワンの経済強国であるのは明らかだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)


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