ひところ「便所飯」という言葉が注目された。一人で食事をしているのが恥ずかしい学生が、トイレの個室で食事をすることだそうだ。
しかし、今こうした感覚にも変化が表れている。一人でいることをあまり恥ずかしく感じなくなっているようだ。さらに、コロナウイルスにより大人数での会食や会合が難しくなる中、一人でも完結できる「お一人様サービス」に注目が集まっている。中国メディアの和訊網は日本のいろいろな「お一人様サービス」を取り上げ、分析している。

 まず記事は、日本の様々なお一人様サービスを紹介している。「一人カラオケ」や「一人焼肉」など種類も豊富だ。さらに、記事は最近オープンした「一人酒場」を紹介。既婚者やパートナーがいても、たまには一人で旅行に行きたいと「一人旅」をする人も増えているという。

 さらに、記事は「お一人様」への世界的な意識の変化にも注目。アメリカやイギリスのセレブ達が、一人でライブに行く様子をSNSに紹介するなど、以前ほど一人でいることが不自然ではなくなってきつつある世界の動向にも注目している。記事は、「お一人様先進国」の日本の状況を紹介しつつ、「一人」で楽しめるアクティビティや娯楽などの選択肢が広がっていると分析。「これまでの一人だと選択肢が狭くなる、という状況が改善されつつある」と紹介している。
また、近年SNSの普及により、常に友人の動向に注意する必要があるため、SNS疲れが広がっている。そのため、「たまには一人でホッとしたい」というニーズもあるようだ。

 家族や友人など集団からの圧力が比較的強い傾向にある中国だが、日本のこうしたサービスを中国でも取り入れたいと考えているようだ。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)


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