記事の中国人筆者は、日本で震度3の地震を体験した時に「言いようのない恐怖を感じた」というが、周囲の日本人はみな何事もないかのように落ち着いていたと振り返り、日本人が地震に対してこれほど平静なのは「天命に従う」という心持ちがあるからではなく、むしろ「常日頃から防災の準備ができている」からであると説明した。
また、日本人の防災意識の高さは「目立たないところ」からも感じ取れるとし、1つ目の事例として「海抜表示」を取り上げた。海抜表示は電柱をはじめ、人びとの目に触れやすい様々な場所に設置されていて、住民は海抜表示を通して日常生活のなかで自分の住む街のどの場所の海抜が高いか、低いかを自然に覚えることができ、津波が押し寄せてきた時に正しい方向に逃げることができると説明した。
さらに、2つ目の事例として、日本のマンションのベランダやバルコニーに設置されている「隔て板と避難はしご」に言及し、これらの避難器具を実際に使う機会はゼロだとしても、日本人は万一に備えて必ず設置すると説明し、この点から「日本人は生命の安全をまず第一に優先していることが分かる」と強調。一方、中国の場合はマンションのバルコニーに空き巣対策として金属製の格子が設けられており、生命より財産を重視する姿勢が見えてしまうと指摘した。
また、記事は、3つ目の事例として日本の大型ショッピングモールのエレベーターには「エレベーターチェア」が設けられているケースがあると紹介、災害などの原因によりエレベーター内に人が閉じ込められた時でも、エレベーターチェアを活用すればトイレ、食事、水分補給が可能であると説明した。
これら3つの事例は日本人の防災意識の高さを反映していると称賛し、またこうした防災意識の高さは幼いころからの教育によって育まれていると紹介すると同時に、日本人は防災対策として「中国人には思いもよらないような実用的なアイデア」を駆使していると表現し、日本人の防災意識の高さは驚くべき水準であると伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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