動画を配信しているのは、日本に住んでいる中国人女性で、「日本に住んでいると白い服や白い靴が汚れずに済む」と紹介している。中国にいる時は、白い服はすぐに汚れてしまうので気苦労が絶えなかったそうだ。飲食店では袖がテーブルに触れないように注意し、エスカレーターに乗るときも手すりに触れないように気を付けないと、1日外出するだけで服がすぐに真っ黒になってしまうからだ。食習慣の違いか、中国では飲食店のテーブルは大抵油でべとべとしている。公共の場所も、手すりはなぜか大抵べとべとしていて、触らないようにしている人が多く、あまり用を成していない。
しかし、日本に来たら「白いコートも、白い靴も、いつまでも白いままだった」という。しばらく履いた靴も、見た目はずっと白いままで「靴底が少し汚れる程度」といかにきれいだったかを伝えている。日本の公共の場所がどこもきれいなのは、掃除を徹底しているからだろう。女性は、スーパーのカゴも「中国の3倍の人員を使って掃除している」と伝えた。コロナ禍では消毒もあるので日本全体が普段以上に清潔になっているはずだ。
これに対して、日本がきれいなのは本当だと賛同するコメントが多く寄せられた。ある中国人ユーザーは「日本に行って初めて『清潔さ』とは何かを知った」と称賛している。
日本が清潔である理由を、「環境汚染が深刻ではないから」と指摘する人もいた。「遼寧も昔は空気が良かったが、企業を誘致したら黄色い泥のような雨が降った」そうだ。確かに、「黄色い泥のような雨」が降った後に白い靴で歩けばすぐ汚れてしまうだろう。日本がきれいなのは、「きれい好き」と「環境」の両面が関係しているのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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