中国のSNS・小紅書(RED)に13日、「日本で店員に『ありがとう』と言われた」「差別的な待遇ではないかと感じた」との投稿があり、反響を呼んだ。
投稿者の男性は日本の某高級スーパーで買い物した時のことについて、「たぶん私が友人と中国語で話していたのを聞いていたのだと思うけど、(店員は)会計が済んだ時に『ありがとう』とだけ言った」と説明。
この投稿に、中国のネットユーザーからは「これは確かに敬意がない」「敏感ではない。日本人にとって敬語を使わないというのはある種の意図があるということ」「私も『ございます』を言われなかったことがある。中国のクレカを使ったからだと思う」「日本人客に対しては絶対に『ございます』は欠かさないはず」「(ございますを)言わないのはおかしい。彼らは簡単な日本語を説明する時でさえ、絶対に敬語を使う」「(日本在住だが)お客さんに敬語を使わないのはだめ。もし自分なら上司にこっぴどく叱られる」といった声が上がった。
一方で、「あなたの心はガラスでできてるの?」「そんな小さいこと気にするなよ」「君がロレックスを買ったって言うんなら分かるけどね」「正直に言って大したことじゃない。店員は忙しい時には『ありがとう』すら言わない。いちいち気にしてたら疲れるよ」「日本のコンビニでバイトしてた時、『ありがとうございました。またお越しくださいませ』と言うようにならったけど、忙しい時は後ろの言葉は言わないこともある」「敏感すぎる。
このほか、「日本人にとって『ありがとう』と『ありがとうございます』に差がないというのはうそ。でも、こういう状況では相手は特に深い意味があっていったわけじゃないと思う」「不快だけどクレームをつけるほどではない」といった声や、「『ございます』の部分が聞き取れないと思ったのでは?」「君が外国人だから聞き取りやすいようにしたんだよ」など店員の配慮と受け取るコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)