記事は、日本に輸出された紅旗H9には2Lモデルと3Lモデルがあり、最もグレードの低いモデルでも現在の為替レートで約670万円であることを紹介。この価格は「高級車」と呼んで差し支えないだろう。
続けて、記事の中国人筆者も「紅旗H9が日本に輸出されるというニュースを最初に聞いたときは耳を疑った」と伝える一方、情報を精査した結果「確かなニュースであることが判明し、さらに驚いた」と紹介。また、一部のメディアが報じていた「中国駐日大使館が使用するために輸出される」という情報は事実ではなく、日本の一般消費者も購入できることも確認できたと説明した。
では、紅旗H9の日本市場における前途は明るいのだろうか。記事は「一般の日本人消費者は日本車を愛しており、しかも軽自動車を含む小型車を非常に高く評価しているため、紅旗H9は日本人の日常的な使用ニーズには合致していない」と分析した。
さらに日本の自動車市場は「高度に成熟している」うえに、消費者の車選びも理性的であるがゆえ「日本車や中国以外の外国車よりも性能面で劣る紅旗H9を選ぶ日本人はほとんどいないはず」と論じた。そして、おそらく紅旗H9は一時的に注目を集めることはあっても、しばらくすれば注目されなくなるだろうと論じている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
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