記事は1つめの価値観として「互いに迷惑をかけ合わない」点を挙げた。
一方で、日本人には「他人に迷惑をかけてはいけない」という観念が浸透しており、その行き着く先が「何もしない方がいい」、あるいは「他人に迷惑をかけさえしなければ何をやってもいい」という極端な思考になってしまうと説明した。また、他人に迷惑をかけないようにするためにストレートな表現を控えるため、強い善悪の観念を持ち、はっきりと自己主張する中国人とはしばしば衝突することもあるとしている。
2つめに挙げたのは、「問題発生時の優先事項」だ。記事は、問題発生時に多くの人が「まず問題を解決する」ことを最優先事項とするのに対して、日本人は往々にして最初に原因の徹底的な究明を行おうとすると伝えた。
そして、3つめは、時間に対する感覚である。仕事において、ブラジル人は勤務開始時間に会社のゲートを通過してさえいれば遅刻とはみなされず、仕事中も同僚とおしゃべりしたり、コーヒーブレイクしたりする時間がかなり長いとした。また、イタリア人は15分以上、英国人は10分以上、ドイツ人でも5分以上、その他の国は場合によっては30分以上と、「定時遅刻」をするのが一般的だと紹介する一方で、日本で同じようなことをすれば大多数の日本人が激怒し、時間ギリギリに到着したとしても不快感を示すだろうと伝え、日本人が時間に非常に厳しいことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)
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