3月25日に開催した春夏商品説明会で「ほぼすべての商品を1食当たり食塩相当量3g以下にしていきたい」(梅田貴之商品本部本部長補佐)考えを明らかにした。
「肉野菜炒め丼」など彩りのよい野菜を多く取り入れた商品も強化。「店内で調理するため、野菜をたっぷり使うことができる。おいしさだけではなく健康にもしっかり対応していく」と述べる。
健康に加えて、SDGsと外食代替への対応も「まちかど厨房」の方針に掲げる。SDGsでは脱プラスチックを推進。丼タイプの弁当の容器をプラスチックから紙容器に順次変更し5月をめどに完了する。これにより年間約250tのプラスチック削減を見込む。
外食代替への対応としては「とんかつ まい泉」「ゴーゴーカレー」「焼肉トラジ」といった外食との取り組みを強化。コロナ禍で外食する機会が減少傾向にある中で、店内調理による鮮度感の打ち出しを強みにしていく。
「『まちかど厨房』は単に店舗増だけではなく、しっかりお客さまのニーズをとらえて売上げを伸ばしている。外食の機会が減る中、外食タイアップをさらに強化し相互送客も図っていく」と説明する。
より多くの人の利用を促すため、導入店舗も拡大し2月現在の6千400店から1万店に増やす。