
キャンペーン対象商品は「伊右衛門」本体(緑茶)に限らないが、キャンペーンの主な狙いは「伊右衛門」本体(緑茶)の鮮やかな緑の水色(すいしょく)のアピールにある。
縁起もん包みは「大大吉」マーク1枚で応募すると抽選で900人(3種・各300人)に当たる。
「大大吉」マークで応募、縁起もん包みが抽選で900人に(伊右衛門はん 縁起もん包み) そのほか、どれでも5枚で応募すると牛肉(肉おせち 但馬牛・三田和牛 約500g)や蟹(ゆでズワイガニ1杯 約500g)が合計200人(各100人)に当たるコースを用意している。
同社は、「伊右衛門」で見ただけで分かる工夫として、ラベルをはがす楽しみを強化。
ボトル容器(525㎖・600㎖)の4面に、丸茶マークと招き猫、亀、だるまの縁起のよい絵柄を引き続きあしらったほか、リニューアルを機にラベルの裏側の8種類の絵柄をすべて新デザインに差し替えて「いつもはがしてくださっている方にも少しでも楽しんでもらえるようにした」(多田誠司ジャパン事業本部ブランド開発事業部部長)。
4月に新発売した「伊右衛門 京都ブレンド」でもボトルとラベル裏の絵柄を展開し、2品計でラベル裏の絵柄は16種類となる。
ラベル裏のおみくじも好評につき強化する。大大吉、大吉、中吉、小吉を用意し、今年3月のリニューアル発売時から緑茶本体のペットボトルすべてのSKUに導入した。
今年もコミュニケーションや販促を大々的に展開し、ラベルをはがして水色を見てもらうことを強力に推進していく。「夏場にかけてラベルをはがすという動作をさらに仕掛けていきたい」という。

これにより「伊右衛門 特茶」や「伊右衛門 焙じ茶」などを含めた「伊右衛門」ブランド計の20年販売数量は前年比9%増の5千560万ケースへと拡大した。
そのための核となる施策として、本体(緑茶)の緑色の液色を魅せる活動を昨年に引き続き多方面で展開している。