週1回もしくは週末、ランチなど日々の食生活に植物性食品をフレキシブルに取り入れてもらう「ゆるベジ」生活を提唱し、大豆ミートや植物性チーズ、豆乳やアーモンドミルクをはじめとする植物性飲料などのPBF製品をコーナー化することで、消費者にPBFをより身近に感じてもらう売場づくりを進める。
調査会社によると、国内の植物性代替食品市場(家庭用製品のみ)は19年度で約180億円(前年比17%増)。20年度は約250億円(同38.2%増)に達する見通し。大豆ミートではマルコメや大塚食品、丸大食品など大手メーカーの新規参入が活発化しており、今後もさらなる成長が見込まれている。
同社チルド食品MD部和日配課の須賀正充課長は「今後5年以内に市場は倍増する可能性もある。コロナ禍で健康志向の高まりや、SDGsの流れもあり、私どもが取り扱うメーカー各社のPBF製品の出荷は着実に伸びている」という。
そのうえで、さらなる市場拡大に向けて、PBFの食べ方の提案も含めた売場づくりを強化。大豆ミートをはじめ、植物性由来のチーズ・ヨーグルト・飲料など、さまざまなPBF製品が上市されているが、「現状では各カテゴリーでPBF製品が分散しており、消費者に情報が届きにくい部分もある。これらをまとめたPBFのコーナーを作り、「ゆるベジ」の販促物なども活用し、新たな食文化としてPBFを提案していきたい」と語る。
具体的には、大豆ミートや植物性チーズ、植物性ヨーグルト、アーモンドミルクやオーツミルクなど、メーカー各社のPBF製品をまとめた棚割提案を進めていくほか、PBFを日常の食卓で取り入れてもらうためのレシピ提案や食シーン別の提案により、PBFのさらなる市場拡大につなげる。
商品開発では、業務用向けに展開するオリジナルのプラントベースミート「MALdeMEAT(マルデミート)」を使用した、初の家庭用製品「MALdeMEAT 青椒肉絲」「同 回鍋肉」「同 麻婆茄子」(常温品D+300日、参考売価298円)を発売。食感とおいしさにこだわり、水戻し不要でそのまま調理できる大豆ミートと、タレがセットになった植物性素材100%の惣菜キットで、チルド売場や生鮮売場での導入拡大を進めている。
須賀正充課長㊧と二村理美氏(日本アクセス) デリカ商品開発部デリカ商品開発課の二村理美氏は、「『MALdeMEAT』シリーズの家庭用製品では、大豆ミートはもちろんタレもすべて植物性由来の原料で仕上げている。
また食感にもこだわり、味の評価は非常に高いという。栄養価も畜肉と同等のタンパク量で、ノンコレステロール、低カロリー、低脂質のヘルシー感も差別化ポイント。
常温で長期保存可能、売場や家庭でのロスもなく、「家庭の常備食」としても活用できる点も魅力だ。同社では昨年7月の展示会で、「はじめよう、ゆるベジ生活」の提案を初披露。来年1月に開催予定の東西フードコンベンションにおいても、チルド売場の新たなカテゴリーとして、PBFの提案を強化する。

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