コーヒー生豆相場の高騰や為替の円安傾向を受けた措置。
コーヒー生豆相場の高騰は昨年7月にブラジルのコーヒーベルトで霜害(降霜)が発生したことが大きく影響して直近で1年前の約2倍となる1ポンド230セントの高値で推移している。
96品のうち8品は消費者の飲用実態にあわせてサイズ変更で対応する。
5日発表した竹内秀樹社長はサイズ変更について「生活者の使いやすさも含めて価値訴求を行い、コーヒーのポテンシャルを引き出して提案し直すのがポイント」と語る。
その一例はインスタトコーヒーで、焙煎技術を進化させて品質向上を図ったほか、スプレードライ(噴霧乾燥法)タイプとフリーズドライ(真空凍結乾燥法)タイプそれぞれの飲用者の1ヵ月当たりの平均飲用杯数を調査してサイズ変更した。
約1ヵ月で鮮度感を保ったまま飲み切れるように、スプレードライの「ブレンディ」ブランドで160g(80杯分)を140g(70杯分)に変更、フリーズドライの「ちょっと贅沢な珈琲店」「マキシム」の両ブランドで135g(67杯分)から120g(60杯分)に変更する。
96品平均の上げ幅は店頭価格で1杯あたり2円、1商品あたり約2割となる。
武岡正樹常務執行役員は単純値上げではないことを強調。
「コーヒー以外の原料も上がっており、最大限にコストインパクトを吸収すべく生産効率を追求してきたが企業努力だけでは難しい。ただし単純値上では消費が冷え込んでしまい市場に悪影響が出てしまうため、まず我々が取り組んだのはコーヒーの付加価値を高めること」と説明する。
レギュラーコーヒーも「ドリップパック」で飲用実態に合わせてトライアルしやすい少量の入数にするなど“ひとりひとりの好みに合ったコーヒーの楽しみ方”を志向し改良・新提案を行っていく。

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