20年から続く在宅時間の増加で、手軽に本格的なアイスコーヒーを楽しみたいニーズの高まりを受けた動きとなる。
高岡二郎飲料事業本部レギュラーソリュブルコーヒー&RTDビジネス部部長は「アイスコーヒーにはさまざまなニーズがある。喉の渇きを癒しゴクゴク飲むというニーズがある一方で、家族や友人とくつろぐ時に飲みたいというリラックスのニーズが大きくあり、リラックスニーズを満たしていきたい」と述べる。
この考えの下、中味はコーヒーの挽きたての香りを封じ込めるべくていねいに抽出した水出しコーヒーを一部使用して香りとコク、すっきりとした後味を打ち出した。「ひとくちずつ、ゆっくりと味わう」アイスコーヒーを志向して容量も従来の900㎖から720㎖に変更する。
「レギュラーコーヒーユーザーは1杯当たり120㎖程度で飲まれている方が非常に多くいるというデータがあり、ボトルサイズも120㎖の6杯分ということで720㎖に変更する。現在の現状900㎖は150㎖6杯分の計算となっている」と説明する。
ユニットプライスについては「『ネスカフェ エクセラ ボトルコーヒー』と変わらない」とし、より買いやすい価格で導入拡大を目指していく。「店頭配荷の広がりや店頭露出を大きくできるように取り組んでいきたい」と意気込みを語る。

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