明治とロッテの販売動向から、毎年、バレンタインデーで需要の山場を迎える2月には一層の盛り上がりが予想される。
背景にカカオ豆の歴史的な価格高騰によるチョコレートの価格上昇がある。節約志向も高まる中、バレンタインデー贈答向けのチョコレート既製品に比べ板チョコには値頃感があり、板チョコを使った手作り需要が増加している。
インテージSRI+(全国小売店パネル調査)によると、2月単月の板チョコ市場は23年の39億円から24年に46億円へと拡大した。
板チョコ市場(単月動向)出典:インテージSRI+ この拡大要因について、インテージ市場アナリストの木地利光氏は「2024年は新型コロナウイルスの感染症法上の分類が5類に移行してから初のバレンタインということもあり、人に会う機会が増え贈答需要が回復したものとうかがえる」と語る。
明治の吉田彰グローバルカカオ事業本部カカオマーケティング部部長も「バレンタインデーに向けた手作り需要はコロナ禍で低迷していたが、2023年から復調の兆しがあり24年には完全に復活した」と振り返る。
インテージSRI+からも、2017年に230億円だった板チョコ市場は22年に176億円へと落ち込み、23年から回復基調にあることが読み取れる。
24年1-10月の板チョコ市場は前年同期比20%増の192億円となった(出典:インテージSRI+)。
インテージの木地氏は「前年同期比でみると2024年1月以降2桁増を続けており、100円台前半というコスパの良さから手軽に取れる商品として人気となっているとみられる」と指摘する。
24年は、バレンタインデーでの手作り需要の完全復活の流れが日常にも波及した模様で多くの小売企業では春先から製菓材料が活況となり、これに伴い明治の「ミルクチョコレート」ブランドの引き合いも一層強まっている。
明治の吉田部長は、手作り需要増加の背景には、既製品の価格高騰があるとの仮説を立てる。
板チョコにはそもそも値頃感があることから手作り需要にも合致しているとみている。
「チョコレート商品が軒並み値上げで高価格になる中、無垢の板チョコは100円台を維持し、買いやすさからも支持されていることから、次のバレンタインに向けては多彩な仕掛けを用意して大きな需要を取り込んでいく」と意欲をのぞかせる。
「ガーナ」ブランド(ロッテ)の板チョコレート「ガーナミルク」も好調に推移している。
「お客様にヒアリングしたところ、板チョコの唯一の価値が口いっぱいに頬張れる多幸感にあるという。暗いニュースがいろいろと続く中で、板チョコは夢中に幸せに浸れる唯一の形態だとみている。コスパにも優れ、繰り返し買ってみようという流れができている」と説明する。

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