調査は9月27日~10月1日に全国15‐79歳の男女5千人を対象に実施。
男性化粧品市場の商品構成は基礎化粧品(化粧水・洗顔・美容液・クレンジングなど)が約9割を占めるが、19年に比べ全年代で購入金額が増えた。使用を始めたきっかけは1位「肌の乾燥やトラブル改善のため」31.2%、「自分磨きの一環」24.1%、「年齢を重ね肌のケアに関心が高まった」19.4%、「友人や家族の勧め」17.1%の順。
男性の肌ケア・化粧に対して好意的な意見が多かったのも注目材料。男女とも若い人ほどその傾向が強く、特に女性の10代は85.7%、20~40代で7割を超えた。女性から見た印象や意見が男性の美容意識向上に影響を与えている可能性を示唆している。