東日本コーヒー商工組合80周年 節目の年を祝い表彰授与式開催
東日本コーヒー組合から理事長感謝状が贈られた組合員
 東日本コーヒー商工組合は1月20日、新年懇親会および80周年表彰授与式を開催して80周年を祝すとともに先人への感謝や今後の決意を新たに表明した。

 畔柳一夫理事長は「今年は次の未来に向けた活動をスタートしたい。
新しく業界に入った方や若手社員の方に集まっていただいて、新規事業を企画していただきたいと考えている。我々理事とは違う感性を持たれているはず。そのために、ここ数年間、新規事業積立金という形で準備してきた」と力を込める。

 開会の辞では山下雅彦専務理事が80年間の歴史を説明した上で「このような歴史を辿って今日に至っている。これも監督官庁の方々、生豆の輸入者、問屋さんといった皆さまのご指導とご協力の賜物であり、80年を振り返って改めて感謝を申し上げる」と語る。

 コーヒーが日本にもたらされたのは江戸自体の末期。開国のタイミングと重なったとされる。

 以降、コーヒーは一部で飲まれるようになったものの、当時は自由に輸入できる時代ではなかったという。

 そのため、コーヒーを配給される統制団体として組織化を行い、1938年に現在の組合の前身にあたる組織が編成された。同年11月には、全国組織の全日本コーヒー商工組合連合会の前身団体も設立。コーヒー生豆の卸問屋の団体も、同じく1938年に組織化された。

 その後、1943年に商工組合法が施行され、東日本コーヒー商工組合はその翌年の44年に正式に設立。
2024年7月に設立80周年を迎えた。

 80周年表彰授与式では、功労者や組合員、賛助会員に感謝状が贈られた。

 東京都中小企業団体中央会からは、松屋珈琲店の畔柳一夫社長、山下コーヒーの山下雅彦社長、ユニマットキャラバンの渡辺慎二副社長の3人に会長感謝状が贈られた。

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東日本コーヒー組合から理事長感謝状が贈られた組合員 東日本コーヒー組合からは、組合員23社、賛助会員17社に理事長感謝状が贈られ表彰を行った。

 対象社は以下の通り。

 (組合員)

▽アライドコーヒーロースターズ
▽コーヒー・ワークス宮の森珈琲
▽フレッシュロースター珈琲問屋
▽珈琲豆新井商店
▽吉田珈琲 Café ZIKKA
▽宮田屋珈琲
▽村上珈琲
▽ユーシーム
▽昴珈琲店
▽ケンズコーヒーシステム
▽ダイオーズジャパン
▽アトリエ・モリヒコ
▽コンパスコーヒー
▽鈴木コーヒー
▽ビワノコーヒー
▽CROSS BEANS
▽可否茶館
▽三澤珈琲
▽パイオニアコーヒー工房
▽NeXT・Farm
▽自家焙煎フォルニトゥータ
▽nano-coffeeroaster
▽亀山珈琲焙煎所

東日本コーヒー商工組合80周年 節目の年を祝い表彰授与式開催
東日本コーヒー組合から理事長感謝状が贈られた賛助会員
東日本コーヒー組合から理事長感謝状が贈られた賛助会員 (賛助会員)

▽エム・シーシー食品
▽ラッキーコーヒーマシン(東京本部)
▽メリタジャパン
▽スター食品工業
▽メトロ
▽豊産業
▽日本グラニュレーター
▽片岡物産(東日本営業部)
▽ジーエスフード(東京支店)
▽デロンギ・ジャパン
▽富士珈機
▽ブルーマチックジャパン
▽ビューラー
▽大村印刷
▽クラフト.コア
▽インテリジェントセンサーテクノロジー
▽デルソーレ
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