学生食堂で安価に食事ができなくなるゴールデンウイークの前後に配布日を設定。
専修大学の学生は首都圏の実家から通う学生も多く経済状況はそれぞれに異なる。パックごはんを含む食品セットを配布したことはこれまでにもあったが、パックごはんだけの提供は今回が初めて。4月の配布時には「米が高いのでパンやパスタに代えていた。久しぶりにごはんを食べられる」と喜ぶ学生もいたという。
同プロジェクトのスタートは2021年。コロナ禍でアルバイトの収入が減った学生たちを心配した校友(OB)の発案がきっかけだった。4月上旬までに食料支援を13回実施し、累計で1万2000人以上を支援してきた。食品配布のみならず生理用品の配布や学食の安価な提供なども実施し、物価高騰下の学生生活をサポートしている。