ジョイフルサンは1959年(昭和34年)にその前身となるアサヒストアとして長崎市で創業。
事業承継時において穴吹興産ではジョイフルサンの店舗をいったん取り壊してマンションとして建設し、その1階に新店舗として再生させる構想を打ち出していた模様だ。しかしその後もジョイフルサンの業績不振が続いたことや不動産事業とのシナジー効果が見込めないことで穴吹興産が今回の売却を決めた。
イオン九州は、今回の買収を機にジョイフルサンアルファの培ってきた経営基盤と同社のノウハウを組み合わせることで、出店の手薄な長崎エリアでのシェア拡大を図っていきたい意向だ。