東北エリア限定で発売するのは、香りと甘さが際立つビール「ジューシーブリュー」。トロピカルな香りのギャラクシーホップを使用し、上面発酵酵母による発酵で熟した果実のような香りに。独自に磨き上げた高濃度醸造技術により甘みを残し、みずみずしくフルーティな味わいを実現した。度数5.5%。
「東北は全国に比べて、甘いものやフルーツフレーバーを求める傾向がある。また全国的にもビールにフルーティさや甘みを求める嗜好が伸長しており、当社の調べではこうした層は約830万人。いま求められている嗜好タイプのビールで市場を活性化していきたい」(同社プレミアムビール部長 本山峰之氏)。
また東海・北陸エリアでは「ビアミー」を発売。共働き世帯の増加にともない忙しい日常を過ごす人が増えるなか、一息つく時間に寄り添うビールとして開発した。共働き世帯率が54%と全国的にみても高い同エリアで売れ行きを見定める。
厳選した麦芽とともにコーングリッツを一部使用。
「共働き世帯ユーザーにとって、ビールを飲む時間は気持ちを前向きにしてくれる大切な時間。その一方で、忙しい生活の中でビールを飲むのは気が引けると考えている。新しい商品を提案するヒントがここにあった」(ビール・RTD本部副本部長兼ビール部長 梅原武士氏)。
「地域限定→全国発売」 勝ちパターン化進む?
近年の酒類マーケティングでは、地域限定で需要を探ったのち、全国発売でのヒットにつなげる事例が目立つ。
代表例はアサヒビールのジンサワー「GINON(ジノン)」。23年に各エリア限定でテスト販売を行ったRTD4品のうち、リピート率などで飛びぬけた実績を示したのが同品だ。翌年からの全国発売で一躍ヒット商品となった。
サントリーが地域限定発売する2品も、来年以降の全国展開を目指す。消費トレンド変化を先取りしているエリアでの販売で手ごたえをつかみ、全国に進出する「勝ちパターン」の定着が進むかもしれない。
「ジューシーブリュー」「ビアミー」とも350㎖/500㎖。

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