
その一環として、「まだなつ」の時期に出回る秋食材を作りやすく・食べやすく調理し、マンネリ化しやすい夏の定番メニューや食材をアレンジしたレシピ本「何もしたくない日のまだなつレシピ」(大和書房)を、料理人の東山広樹氏監修によりに発刊し、書店で販売。
発表会では、長期化する夏に関する生活者の意識調査が発表された。それによると、「以前よりも、夏が長くなっていると感じるか?」の質問に対し、98%の人が「とても長くなっていると感じる・長くなっていると感じる」と回答。「今年の夏は例年以上に暑いと感じるか?」の質問には、98%が「すごく暑いと感じる・暑いと感じる」と回答し、多くが夏の長期化を実感していることがわかった。
「野菜たっぷり冷やし中華」と「サンマのう巻き風」また、「暑いからずっと体が冷たいものばかり求めている気がする」「フライ、煮物は避けレンチン調理とサラダで済ませたい」「何をするのも面倒くさくなりがち」など、いわゆる「まだなつ症」に自身が当てはまるかという質問には、81%の人が「とてもあてはまりそう・まああてはまりそう」と回答した。
更に「以前よりも、秋の味覚を食べる機会が少なくなったか」を尋ねると80%が「とても少なくなったと感じる・少なくなったと感じる」と回答。一方、「暑い日にも食べやすい秋食材を活かしたメニューレパートリーを増やしたいと思うか?」の質問では、「増やしたい・できる限り増やしたい」と回答した人は92%となり、暑い中でも秋食材を活用したいと考えている人が一定数存在していることがわかった。

監修した東山氏は「レシピの大きな特徴は、『極力火を使わない』『買い物いらず』『ひんやり』『食欲増進』の4つのポイントを軸に紹介。暑い夏をネガティブに捉えず、まだなつレシピを通して快適に過ごしてほしい」と語った。
今後の展開では、9月から10月上旬にかけて本格的にはじまる「まだなつ」時期に、他企業とのコラボを実施。8月20日からはイトーヨーカドーで五季そうさまプロジェクトとコラボした中華フェアを展開。9月22~23日には秋の食材と夏の定番レシピを掛け合わせた体験型イベント「まだなつ食堂By五季そうさまプロジェクト」を表参道で行う。