
●新ブランド「だし屋のみそ汁」は、コロナ禍の内食率の高まりを受け、急拡大中(2019年度比約165%の約171億円)の即席みそ汁市場に、新ブランドのだし入り4品(かつおだし、かつおとこんぶのあわせだし、いりこだし、赤だしと4種のバラエティセット)を投入。主にシニアや仕事に疲れた女性に向け、ほんだし事業で培った独自素材や技術を活かし、だしと相性のよい味噌と具材の最適バランスを訴求。流通の評価は「非常に高い」。
●「クノール サクサクdeコパン」は、濃厚スープとサクサクパンが味わえ、忙しいランチでも味わえるカップスープ。お湯を入れた瞬間にパンがふやけ、サクサク感が楽しめないなどの不満の声を踏まえ、パンにオイルをコーティングしてパンのサクサク感を実現。コーンは北海道自社契約農場栽培のスーパースイートコーンを使い、収穫後24時間以内にパウダー化する技術を採用。
「味の素KKコンソメ」●生活者のメニュートレンドが変化する中、「味の素KKコンソメ」を17年ぶりに味をリニューアルした。従来までは主に野菜スープ用に使われてきたコンソメだが、リニューアル品では、技術開発によってコクに厚みをもたせ、肉のだし感を強めるなど改良。パッケージでも「味の素KKコンソメ」のおいしさの秘密として、製法や原料へのこだわりを伝達するデザインに変更した。
●「スチーミー むね肉のしっとり蒸し鶏用」は、スチーミー初の”鶏むね肉”用品種。独自の配合と圧力スチームパウチにより、レンジ調理でも鶏むね肉がしっとりおいしく仕上がる。ソースは鰹と昆布のだしを合わせた和風の味付け。
●「Cook Doきょうの大皿 ごま担々風 豚大根炒め用」は、豚バラ肉に大根を加えてフライパンで炒めるだけでメインのおかずが簡単に作れる。家庭では出せない味わいで、肉と野菜の栄養バランスが良いことが特徴。大根は味がしみたり、柔らかくなるまでに時間がかかるが、大根の細胞が離れるのを促進する技術を採用することで短時間調理を可能にした。ごまの風味と花椒の香りに、豆板醤やみそのコクが感じられるソースも特徴。

●「Cook Do KOREA!」ビビンバ炒め用=本場韓国コチュジャンと厳選した牛だし、キムチ風味のうま辛い味わいに、にんにくとごま油の風味を感じる、ごはんと相性抜群のビビンバ風メインおかずの素。「Cook Do」は中華がメインだが、新製品により韓国料理が手軽に楽しめる。
●「味の素KKおかゆ」=従来品は、半分食べて半分はストックするなど、シニア層には量が多過ぎるとの声があがり、新製品として3食入りを発売。酸素を吸収する厚い包材を採用したことで賞味期限が15か月に伸び、備蓄用としても使える。おかゆ市場は、コロナや南海トラフ報道に伴う備蓄需要、値上げ、令和の米騒動により需要が激動。今後は日常食として洋風・和風・エスニックなどの食材との組み合わせを提案。

●「J-オイルミルズ AJINOMOTOオリーブオイル」シリーズは、素材本来の味を引き立てる風味で、洋風料理を中心に、サラダ、炒めもの、揚げものなどさまざまな料理によく合うオリーブオイル。