オタフクグループのお好みフーズは、関西限定の「お好み焼粉」を発売した。

同社は98年から粉に天かす、青のりを加えた「お好み焼こだわりセット」を販売しており、プレミックス市場のセット品としては売上ナンバー1の人気商品となっている。


「粉もの文化が定着している関西は、作り慣れている人が多く、青のりや天かすは家庭に常備されているのでは」(オタフクソース大阪支店)と分析。今回、粉だけをエリア限定で商品化した。

パッケージデザインは関西の流通関係者約60人の声を聞き、最も支持されたものを採用。赤と金の縦縞を背景に、お好み焼や大阪城が描かれている。

昨今の世帯人数減少と小容量志向を踏まえ、100gの使い切りとした。「価格も抑えられ、トライアルしやすい。サイズ感を生かし土産物需要にも期待する」(同)。プレミックス市場は大容量の商品が多く、差別化も図られる。標準小売価格は税込172円

なお、通常の「お好み焼こだわりセット」はパッケージをリニューアル。高い支持を得ている点をアピールするとともに、「4人前」と「2人前」の容量を識別しやすくした。
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