対象品目は、第3弾(2024年9~11月)の180品目から220品目に拡大。冷凍食品は29品目から59品目に倍増し、菓子など若年層に人気の商品も追加した。前回伸長した冷凍チャーハンや冷凍うどん、弁当・惣菜、練り物、コメ高騰を背景に需要が高まったパスタソースなどを拡充。オムライスなど、すぐに食卓に出せる主食も新たに加えた。
岡本悠哉営業本部長は「値上げ基調が続き、組合員の価格意識が高まっている。大きな購買理由となる価格軸の訴求を強め、もう1品の利用につなげたい」と説明。
多喜靖次営業企画部長は「点単価上昇で売上は維持しているが、購入点数や客数は減少している」と現状を分析。キャンペーンを機に購入点数や利用頻度、新規層の認知拡大を図る考えを示した。対象生協は北海道から沖縄まで幅広く、供給目標は100億円で前回比110%の伸長を目指す。
同連合会は2025年度、価値訴求を強化する方針のもと「推しコープキャンペーン」を展開。全国の組合員から集まった26万票・14万件超のコメントを販促に活用し、隠れた人気商品など個々の商品の価値を発信している。