
開催期間は9月27日まで。
オープニングセレモニーでSCAJの加藤慶人会長(ボンタイン珈琲本社社長)は「今年は過去最大規模となり、500社、706コマ、37の国と地域からご出展いただいた。これほど多くのコーヒーの仲間が一堂に会するのは、まさにスペシャリティコーヒーが世界で愛され、ともに発展してきている証拠」と語る。
SCAJの加藤慶人会長今回の開催テーマは“Belong Together in Coffee”。コーヒーを通じてともに生き、ともに支える社会を育むとの想いを込めた。
「多様性と包摂性を尊重し、地球環境への責任を果たし、次の世代へ持続可能な未来を手渡す。その大きなビジョンのもとに開かれるこの展示会は世界と日本を結び、そして未来を創造する舞台」と呼びかける。
ビデオメッセージで小池百合子都知事は、来賓で招かれた各国の大使らに「コーヒーは17~18世紀頃に日本に伝わって以来、焙煎や抽出にこだわり、ドリップバッグや缶コーヒー、インスタントコーヒーなどの独自の進化を遂げてきたと言われており、まさに日本の匠の技の象徴とも言える存在。そんなコーヒーのサステナブルな未来を創造するため皆様は、生産者と密接な関係を築きながら環境保全や人材育成など様々な取り組みを展開している」とアピールした。
