原料となるのは兵庫県西脇市で栽培される、あまクイーン。
収穫される果実の約15%は余剰・規格外品で、特に完熟したものは傷みやすいため余剰品が増加している。今回、こうした原料を活用し、加藤産業グループのグリーンウッドファクトリーがジャムを開発。果実含有率は45%以上で、甘さは40度とひかえめに仕上げた。果実への熱のダメージを抑える、真空濃縮釜を使っている。
加藤産業は、「地域課題解決のため、生産者や取引先と協働で開発を進めるコープこうべの取り組みに賛同し、商品化に至った」と説明する。コープこうべの宅配カタログと一部店舗で扱う。内容量140g、通常価格は598円(税抜)だが、10月中は特別価格の498円(同)で販売する。