同社が展開するカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」の認知や飲用体験の拡大が目的。
同社が昨年9月に実施した「ドリップポッド調査」(n=800)によると、カプセル式コーヒーメーカーを体験したことがある人は全体の約2割だった。さらに、体験したことがある人とない人で、味や利便性のイメージに差があったという。
10月10日、内覧会に登壇したソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子事業開発部PRマネージャーは「イベントを通じて『ドリップポッド』を体験していただき、そのおいしさや新しいコーヒーに出会うワクワク感をお届けしたい」と語る。
左から「UCCカプセル珈琲店」オープン直前内覧会に登壇したソロフレッシュコーヒーシステムの西川満美子氏、タカラトミーアーツの南知輝氏 昨年も同様のイベントを実施したところ、4日間で約3000人が来場し、試飲のコーヒーがランダムで決まる点が面白いと好評だったという。
これを受け、今年はタカラトミーアーツとのコラボレーションやマリアージュ体験を追加した。
会場には通常の約20倍の大きさの「巨大珈琲ガチャ」が設置され、ハンドルを回すとコーヒーの入ったカプセルが出てくる。
その後、「お菓子ガチャ」でお菓子引換券を出すと、カウンターでコーヒーとお菓子が手渡される。
珈琲とお菓子のマリアージュ体験は計48通り。コーヒーは全12種類用意されており、お菓子は全32種類からそれぞれのコーヒーに合うお菓子4種類のランダムとなっている。
「巨大珈琲ガチャ」や「お菓子ガチャ」はタカラトミーアーツが提供。
「ガチャ」が日本に上陸して今年で60周年となる。タカラトミーアーツとしては60周年施策の一環としてコラボレーションに踏み切った。
タカラトミーアーツの南知輝ガチャ・キャンディ事業部ガチャマーケティング営業部マーケティング課課長は「食品業界とのコラボイベントはかなり珍しいが、カプセルから楽しみを届けるというところに共感した。かなりおしゃれな『ガチャ』になり、『ガチャ』のメインのお客様である大人女性が関心を持ってくださるきっかけにもなりそうだ」と期待を寄せる。
西川氏は「ここでしかできない特別な体験を提供することで、コーヒー好き以外のお客様にも『ガチャ』を回したいと興味を持っていただける」と説明する。
マリアージュ体験では、コーヒーの豊富なバリエーションや味わいの違いをアピールする。
コーヒーをそのまま飲むのと菓子喫食後にコーヒーを飲むのとでは、コーヒーの味わいが異なるといったことが体験できるようになっている。
イベントの参加費は無料で、「DRIP POD」公式LINEを友だち登録することで参加可能。
一部のカプセルには、コーヒーカプセル以外に「DRIP POD YOUBI」やタカラトミーアーツの話題商品がもらえるチケットも入っている。期間中の目標来場者数は4000人を掲げる。

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