UCC、業務用コーヒー最高峰ブランド「ラルゴ」で店舗との絆強化 初のアワード開催
左からUCCコーヒープロフェッショナルの橋本樹一郎社長、「701(nanamaruichi)」のオーナーシェフの直井一寛氏
 UCCコーヒープロフェッショナルの業務用コーヒーラグジュアリーブランド「Largo(ラルゴ)」は、ブランドの世界観を体感を通じて伝える「Largo Experience Day 2025」を10月29日に開催した。

 取引先との絆強化や新規取引につなげていくのが主な目的。


 イベントには、「ラルゴ」を導入している飲食店などの経営者やシェフ、採用を検討している飲食店やホテルの関係者ら約60人が招待された。

 冒頭あいさつを行った同社の橋本樹一郎社長は「ここに集った『ラルゴ』ファミリーの皆様に、製品やコーヒー1杯に我々がかける思いを体感していただき、お店づくりやコーヒーの提供のヒントになればありがたい」と呼びかける。

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左からUCCコーヒープロフェッショナルの橋本樹一郎社長、「701(nanamaruichi)」のオーナーシェフの直井一寛氏 「Largo Experience Day 2025」では、トークショーや「ラルゴ」を使ったアレンジコーヒーとスイーツのデモンストレーションによって、改めて味わいの魅力を発信した。

 今年初めて行われた「Largo Award 2025」の表彰式では、「ラルゴ」を導入している全国約500軒の店舗のうち、18軒の認定店の中から投票でノミネートされた5軒を紹介。 “「ラルゴ」らしさ”あふれる取り組みを実践している店舗を称えた。

 5軒の中から「Largo Award Quality賞」を受賞したのは、東京都千代田区にあるイタリアンレストラン「701(nanamaruichi)」。今回は特別に審査員賞も設けられ、岡山県岡山市のイタリアンレストラン「al bacio」が選ばれた。

 審査員を代表してUCCコーヒーアカデミーの土井克郎専任講師は「Largo Award Quality賞」の選定理由について「コーヒー単体のクオリティはさることながら、コースのシメとして、ドリンクを非常に高い満足度で提供されているという点が印象に残った。ラテアートのミルクの質や、積極的にコミュニケーションをされるサービス面もよかった」と説明する。

 来年も「Largo Award」の開催を予定している。

 「『ラルゴ』で非常に高いクオリティのコーヒーを提供するとともに、新しいお客様への飲用価値を提供していくことを引き続き店舗さまと一緒に考えさせていただきたい」と土井専任講師は意欲を示す。

 閉会挨拶したラッキーコーヒーマシンの平岡将志社長は「アジア最大級のスペシャルティコーヒーのイベント『SCAJ』でもコーヒー好きの一般の方の来場が増えており、コーヒーの熱の高まりを感じる。
家庭で飲まれるコーヒーのレベルが上がっていることから、業務用のレベルアップをますます目指さなければならない」と力を込める。
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