国分グループ本社は、同社が取り扱うカリフォルニアワイン「デ・ローチ ヴィンヤーズ」の50周年と、同ブランドを展開するボワセ社との取り組み25周年を記念したイベントを11月17日に都内で開催した。

 ボワセ社は1961年に仏ブルゴーニュで設立。
同地と米カリフォルニアを中心に、歴史的なワイナリーを多数所有する世界的ワイン企業。「家族」の価値観とテロワールへの深い敬意を核に、いち早くオーガニックやビオディナミ農法を導入するなど、サステナビリティを実践する業界のリーダー的存在だ。

 出席したジャン=シャルル・ボワセ社長は「フランスを代表する数々のワイナリーのワインを、国分グループを通じて日本へお届けいただいていることは大きな名誉だ。(両社の取り組みは)家族としての大きな信頼に裏付けられた歴史であり、長きにわたり私たちの素敵なパートナーシップを打ち立ててきたことをうれしく思う」とあいさつした。

 国分グループ本社の國分晃社長は「ボワセ社の商品力とワインの個性を輝かせるビジョン、これに当社の卸としての強固なネットワークと信頼が結び付くことで、これほど長いパートナーシップが可能になった」と表明。

 「この強固な関係性が何よりの誇りであり、未来への大切な資産だ。次の25年、さらにその先に向けてパートナーシップをより強固なものとし、素晴らしいワインとの新たな出会いと感動を創造していきたい」と述べた。
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