イオンリテールは11月7~9日の3日間、近畿・中四国の116店舗で青森県フェアを開催した。このうちイオンスタイル広島祇園(広島市安佐南区)では、土・日曜に特別催事を実施。
生本まぐろの解体セールや津軽三味線のステージ演奏などが行われた。

 鮮魚売場では、用意した深浦の生本まぐろ44㎏を解体し、その場でさばいた刺身を販売。飛ぶように売れた。催事コーナーでは北くれない、もりのかがやきといった西日本ではあまり目にすることのないりんごをはじめ、ながいも、にんにく、地酒や菓子などの名産品が並んだ。ブランド米「晴天の霹靂」の試食も行われ、買い物客の関心を集めていた。

 同店の宮市邦博食品課長は「毎年楽しみにしているお客様が多く、半年も前から問い合わせがあるほど人気のフェア。来店客も普段の週末より2、3割多い印象だ」と話していた。

 イオンは11年に青森県と協定を結び、同様のフェアを開催してきた。同社では「青森と広島は離れているが、当社ならではの全国の物流網を生かしこれだけの規模で実施できる」としている。長芋(ながいも・ナガイモ)
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