バローホールディングス(HD)は11月19日、連結子会社のドミーの株式公開買付けに基づく一連の手続きが完了したことに伴い臨時の株主総会を行い、新しい経営体制への移行を決定した。同日付で新社長にはバローの竹之内栄生(えいき)取締役が就任し、梶川勇次前社長は取締役会長に就任した。


 バローHDでは「ドミーの完全子会社化にあたり、同社がこれまで培ってきた地域密着の強みや企業文化を尊重した経営体制といたしました。同社の強みや事業運営に関する知見を踏まえ、当社からも人材を補完的に配置することで、双方の強みを生かした体制構築を進め、企業価値向上を目指してまいります」としている。

 新経営陣の取締役には、バローエージェンシー社長、中部アグリ社長、バローマックス社長を務める篠花明氏、バローHDグループ商品調達戦略室長の生田志郎氏の2人も新任した。
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