全調食東日本ブロック会、全国甘納豆組合連合会、全国フライビンズ組合連合会はこのほど、大田区社会福祉協議会に佃煮や煮豆、豆類関連製品など約3000個を寄贈した。大田区への寄付は2020年に続き2回目。
大田区社会福祉協議会を通じて区内の子ども食堂などの施設に配布される。

 菊池光晃東日本ブロック会会長(菊池食品工業社長)は「煮豆、佃煮、惣菜は日持ちするという利点がある。主に購入するのは高齢の方が多いが、当会では子ども食堂の子どもたちに食べていただき、慣れ親しんでほしいという気持ちがある。次の世代に食べていただきたい。引き続き食に困っている方のお手伝い」とコメント。

 大田区社会福祉協議会の近藤高雄常務理事・事務局長は「子ども食堂は大田区から始まった。現在は60以上の子ども食堂がオープンしている。基盤的にはしっかりしているところと運営に苦労しているケースがあり、食品の寄贈は大変ありがたい。利用者は子どもが中心だが、それ以外の方も少なくない。悩みごとはあっても行政に相談するのはハードルが高いという人にとって、子ども食堂は身近な居場所になっている。地域全体で協力しながら楽しい社会を作っていけるよう取組みを進めている」と語った。

協賛企業・団体は次の通り。


■全調食東日本ブロック=佐藤食品、菅英佃煮本舗、ミクロ、小沼水産、鳩屋、仁徳、青柳食品、遠忠食品、銀座新之助貝新、日出味噌醸造元、勝木食品工業、佃屋食品工業、髙沢食品、オオタニ、大谷政吉商店、菊池食品工業、菊田商店、タカハシ食品
■全国甘納豆組合連合会=つかもと
■全国フライビンズ組合連合会=松川屋
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