洋酒などの輸入販売を手がける三陽物産では、同社が取り扱うシングルモルトウイスキー3ブランドのアピールを強めている。

このほどメディア向けに試飲会を開催。
世界中で愛されるスコッチ「オールドプルトニー」「スペイバーン」とともに、いま注目のニューウイスキー「プラカーン」を紹介した。

スコットランド北部の港町に位置するプルトニー蒸溜所で製造される「オールドプルトニー」3種は、サイズの都合で上部を切断したポットスチル(蒸留機)から生み出される重厚な味わいが特徴。海のそばで熟成されることでミネラル感も加わるという。

パッケージを刷新した「スペイバーン」は、スペイサイドと呼ばれる地域で生産されるシングルモルト。仕込みに利用するスペイ川支流の水に由来する透き通った味わいの3種。

さらに東南アジアのタイから、昨年誕生したばかりの同国初にして唯一のシングルモルト「プラカーン」も紹介された。

「プラカーンを語るうえで欠かせないのが自然。3つの大きな自然公園があり、水に恵まれている。スコットランドから取り寄せた麦芽と設備を使っていて、違うのは水と熟成環境。ちょっとトロピカル感のある南国風の味わいが特徴だ」。同社ブランドマーケティング部長の白石賢一氏が説明する。

プラカーンからは、トロピカルフルーツの香りやはちみつの甘さが感じられるという「セレクトカスク」(税別8500円)など3種を展開する。


試飲会では、各シングルモルトを実際に使用して開発したオリジナルのペアリングメニューも用意。多彩な食材との相性のよさを訴求した。
編集部おすすめ