フジッコは12月6日、神戸市の本社に12組・24人の親子を招き「おせちの学校」を開いた。6月から実施してきた「丹波黒黒豆育成プログラム」の最終回。
広報室の新村剛室長が「半年間のプログラムも今日が最後となる。おせちのことを中心に、広く学んでもらいたい」とあいさつした。

 親子は10月に収穫した“さや”から、黒くなった豆を取った後、お節料理について学んだ。実演では神戸ポートピアホテルの北原省吾和食総括料理長が黒豆を煮たり、かつおや昆布からだしをとったりするのを目の前で興味深く見ていた。

 北原料理長は「材料を最後まで使い切り、無駄にしないことが大事」と呼びかけた。一正蒲鉾による“かざり切り”では、実際に包丁を持ち手綱模様のかまぼこを作った。

 昼食は自分たちで盛りつけたおせちを黒豆ご飯、お雑煮と一緒に囲み、一足早いお正月気分を味わった。
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