スガキコシステムズ(名古屋市)と名古屋文理大学(稲沢市)の学生がクリスマススイーツ「しろふわショコラ」(税込390円)を共同開発、12月11日から東海・近畿エリアの「Sugakiya」約170店舗で期間限定販売している。

 今回の取り組みは、地域に根差したコラボレーション企画として実現。
ホワイトクリスマスをイメージしたビジュアルで、若年層を中心に取り込みを狙う。

 商品開発テーマは「僕たち、私たちが食べたいクリスマススイーツ」。健康生活学部フードビジネス学科の2~4年生約30人がチームに分かれ、計11の商品アイデアをエントリー。8月の選考を勝ち抜いた3案から人気投票を実施した結果、「しろふわショコラ」の商品化が決定した。

 商品内容は、ころんとした丸い形に盛り付けたスガキヤのソフトクリームに、ふわふわのホワイトチーズケーキとザクザクビスケットを合わせたもの。別添えの温かいビターチョコレートソースを自分でかけて仕上げる。

 考案したのは2年生の西澤雅さん、早川梨乃さん、間瀬柚希さん、松本梨杏さんのグループ。

 「すぐには実感が湧かなかったのですが、実際に店舗でポスターを見て、商品化されたという実感が湧いてきました。温かいチョコソースをかけて、アイスクリームが溶けていく感じがポイントです」(西澤さん)、「ソフトクリームが丸々2つ分入っているのですごく量が多いなと思うけど、ベースがソフトクリームなので、さっぱり食べられます」(松本さん)、「(アイデアをエントリーする時の)イラストを私が担当したので、それが選ばれたのがうれしかったです」(間瀬さん)、「スガキヤさんにはスイーツメニューが他にもありますが、私たちの商品も人気が出たら良いなと思います」(早川さん)と、それぞれ受賞の喜びを語った。
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