セブン‐イレブン・ジャパンは、来店価値向上の柱として“出来立てニーズ”への対応を強化している。パンや焼き菓子などを焼成する「セブンカフェ ベーカリー」の焼成機は6千を超える店(25年12月現在)に導入されており、1店舗あたり月6千~7千円の売上上乗せ果が出ている。
今期中に8千店まで拡大し、来期には導入可能な全店に導入する計画だ。

 店頭の専用マシンで淹れる「セブンカフェ ティー」は今期中に約2100店、来期には約1万100店までの拡大を目指す。パンや焼き菓子などの出来立て商品と合わせて「来店のきっかけづくり」を高め、新たな需要獲得につなげる。

 同時に課題となるのが省人化との両立だ。レジはセルフと有人を切り替え可能な新端末に更新し、順次一部店舗から実証をすすめ、26年の秋には本格導入を目指す。阿久津知洋社長は、「出来立て商品の比率を増やしつつセルフレジの導入で接客の仕方も変えていく。マイナーチェンジではなく、かなり大きな変革になる」と力を込める。
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